2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧

わたしと女子プロレス 5

この頃、ちょっと焦ったことがあった。8月23日のDDTの両国国技館の興行に、里村選手が出ることが発表されたのだ。デカい会場とはいえ、人気のDDTである。あわててコンビニに行って、チケットを検索すると、二階の一番うしろの席がギリギリ取れた。この日の里…

わたしと女子プロレス 4

7月30日。新宿FACEで、里村明衣子選手率いる女子プロレス団体・仙女(センダイガールズプロレスリング)主催の興行があった。里村選手以外の仙女の選手を見るのは初めてで、わたしはこの日をとても楽しみにしていた。 この日、まずは仙女の橋本千紘選手がプ…

わたしと女子プロレス 3

7月26日のスターダムの興行で、再度宝城カイリと対戦した里村選手は、見事勝利してスターダムの赤いベルトの6代目王者となった。スターダムの観戦も二度目で、知っている選手も増えてきた。わたしはなかなか人の顔や名前を覚えられないので、その日の対戦カ…

わたしと女子プロレス 2

「里村明衣子選手が好きになった」と友達に話したら、「雨宮さん、『劇場版プロレスキャノンボール2014』観てたよね? あれに里村選手が出てたの、覚えてない?」と言われた。はっとした。そこでつながった。『劇場版プロレスキャノンボール2014』とは、DDT…

わたしと女子プロレス 1

女子プロレスを初めて観たのは、今年の6月14日。ひとに誘われて行った、スターダム(という女子プロレス団体)の後楽園ホールの試合だった。それ以前は、新日本プロレスを何度か観た程度で、新日本プロレスは強烈な魅力があったけれど、どこか「別に自分が観…

生きているというのは、 悲鳴と沈黙を繰り返すようなことだ。内側で静寂と絶叫が繰り返されているあいだ、外側で絶え間なく、さざ波のようなおしゃべりが起きていて、そのおしゃべりのさざめきが、きーんという耳鳴りの世界から、ふと自分を連れ戻してくれる…

ああ、もう、いやだいやだいやだ。何もかも捨てて逃げたい。生きたい、と思うときがある。じゃあ、いまの自分は死んでいるのか、というと、死んでいるのと同じだと思う。何かを発信するとき、それが伝わる速度は遅い。伝わったときにはもうとっくに飽きてい…