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ああ、もう、いやだいやだいやだ。
何もかも捨てて逃げたい。
生きたい、と思うときがある。

じゃあ、いまの自分は死んでいるのか、というと、
死んでいるのと同じだと思う。

何かを発信するとき、それが伝わる速度は遅い。
伝わったときにはもうとっくに飽きている。自分の中では終わっている。
その終わったものに時間を取られていくのが、耐えられない。

いまが欲しい。

いましか書けないものを、いましかない気持ちで書きたい。

そうでない時間なんて、死んでいるのも同じことだ。
ああ、もう、何もしたくない。
つまらなくて退屈で、
虚しく遊んでいるほうがまだましだ。

最近、イベントの告知で自分の名前を見て、
「あ、なんか、こんな人いたな」
と思ってしまった。
自分が遠く離れていく感覚。

何年に一度かのサイクルで、自分の中身が入れ替わっていくような感覚がある。
それまでの正義が、正しくなくなり、
それまでの好きが、好きでなくなり、
それまでの自分が、ふっと消えるようにいなくなってしまう。
興味の矛先が、まったく違う方向に向かっていく。

それが、はたから見れば唐突な変化だということもわかっている。
でも、自分の中では、特に不思議でもなんでもない普通のことで、
どんなことだって起こり得るのが、普通なのだ。

小さな死を繰り返し、自分で自分の息の根を止めて、先へ進むしかない。