きょうの雨宮

少し前に、DOUBLE MAISONの展示会に能町みね子さんと一緒に行ったら、
(DOUBLE MAISON、ネット通販もあります。今シーズンは浴衣が本当にやばい。かわいい。http://www.doublemaison.com/category/01.html

スタイリストの遠藤リカさんが手がけられたコーナーがあって、
能町さんのお友達だというので、ちょっと紹介してもらった。

そしたら、遠藤リカさんが今度、28日にEsperというヘアサロンで
一日限りの展示イベント「ROSE展」をされるという。

http://www.esper-net.com/event/index1505.html

展示、ダンスやトークのほかに、前髪だけ安くカットしてもらうコーナーがあると知って、
それやってほしいなぁ、と思っていたら、
そういえば前髪だけじゃなく、全体的に伸びっぱなしだと気がついて、
展示の前にEsperに予約して、髪を切りに行ってみた。
いい感じにしてもらって、帰りにDyptiqueのお店で香水を試していたら
「勝手なイメージで申し訳ありませんが、お客様の雰囲気に合いそうなものがありますので、
試していただけませんか?」
と言われ、それがまたエキゾチックないい香りだったため、
ぶんぶん調子に乗りまくって帰った。

途中、表参道を歩いているときに、
裾のところに、正方形の形にくり抜かれたレースがあしらわれた、
白いパンツをはいている人を見かけ、
「お洒落だなぁ、5万円ぐらいしそうだなぁ」
と思った。


お洒落になるのはむずかしいが、
こう、「展示会で知り合った」とか、「紹介されたヘアサロンに行った」とか、
「そういうのお洒落選民の人の生活ですよね!?」みたいなことを、
照れを振り切ってやるのが第一歩な気がする。
こういうことをやってるときの自分は、友達から見ると、

なんか芝居がかってて変なんだそうだ。板についてないんだと思う。
しかし、やらなければ死ぬまで板につかない……。
そんな悲壮な覚悟で展示会とか行ってるの、自分だけだと思う。
(行くとかわいいものがいっぱいあるから、楽しい)

帰りに地元の駅ビルの中で、
表参道で見かけた人のはいていた白いパンツを見つけた。
5千円ぐらいだった。
やっぱり、あの、
「お洒落ですが、何か?」
という自信が、服をお洒落に、いいものに見せていたのだなぁ、と思った。

ちなみに髪を切ってもらうとき、
「(いい年なので)大人っぽく、今よりかわいらしいイメージで、しかし顔に似合わないほどのかわいさではない程度の感じでやってほしい」
と、正直には言えず、
「今よりフェミニンな感じで、丸みのあるシルエットで……」
と、うすらぼんやりしたことしか言えなかったのに、
いい感じにしていただいて、プロのありがたみというものをかみしめた。

気になる方は、つぎの日曜日のROSE展に行ってみてください。
遠藤さんが作られたワンピース、バラのブローチ、とてもかわいいです。